帰国.JP /ただいま日本2023
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準備❸からとも言われる。知人や後任者に譲ったり、廃棄したりして処分していく。 日本での廃棄処分は有料なので、注意する。新品の購入は早めにすませる。レシートコピーを忘れずに。本帰国のお土産、あるいは自分への記念品など、本帰国が決まってから、購入しておきたいものもある。本帰国直前は非常に忙しくなるので、早め早めに購入しておこう。また、個人目的の品物でも、新品は日本入国時に課税対象となる。価格を証明するために、レシートコピーを必ず用意しておこう。衣類の湿気を取る、データバックアップを取る…梱包のための準備を進める。荷物は基本的に引越し当日に業者が梱包してくれる場合がほとんど。ただし、業者に梱包してもらうものも、長期の輸送に備えて準備をしておこう。衣類はよく干して湿気をとっておき、パソコン類はデータのバックアップをとっておく。その他、電気製品の電池を抜いておくなど、細かな点にも注意を。以下の表を参考に、準備を進める。なお、自分自身で梱包したい荷物がある場合は、事前にダンボールをもらい、梱包と梱包明細書の作成を行う。詳細は準備5を参照しよう。■必ず携帯品として持っていくもの次のものは必ず携帯品として持っていくこと。・パスポート、航空券・宝石、貴金属、高価な装身具(腕時計も含む)・貨幣、紙幣・株券、債券、証券、預貯金通帳・ノート型パソコン、携帯できる精密機器・代替が不可能な大切なもの仕分けが最大のポイントコツコツ進めて、スムーズな引越しをやはり、引越し準備において荷物の仕分けは重要なポイント。不用品の処分、船便、航空便の仕分け、新品の購入。さらに、日本へ持ち込みができない品物の確認も必要だ。次ページのアドバイスを参考に、どんどん作業を進めよう。時間がかかる仕分けの作業。持って帰るもの、処分するものに明確に仕分けする。日本での生活をイメージして持っていくものを厳選する。日本での生活スタイルや、品物の必要度、引越し予算などに合わせて荷物を選別する。一般的に、日本の住居は海外より小さいので、家具などの大きなものは入らない場合が多い。日本へ持って帰ったものの、使えずに処分するケースもある。その上で、日本に持っていくものは、船便、航空便、手荷物に分け、引越し当日にスムーズに梱包ができるように仕分けをする。例えば、クローゼットの中身を船便で送るものと、航空便で送る物に整理し、ハンガーに付箋を貼るなどして、すぐにわかるようにする。貴重品は基本的には手荷物で持っていくので、引き出しや、棚などいろいろなところに保管してある場合には、一箇所にまとめておき、間違えて引越し荷物として引き渡さないように、別にしまっておく。処分するものは、早めに計画を。帰国までに処分できるよう手配を始める。引越しの第一歩は不用品の処分           靴1荷物の仕分け2梱包の準備荷物の仕分けよく干して、湿気をとっておいてください。瓶類はできるだけ避けて、プラスチック容器などにしてください。ステレオなどのコード類は、目印を付けておくと接続するときに便利です。異なる種類のものを一緒にするとシミになることがありますので注意してください。(荷物に入れられない地域があります。)通関の際検査となりますので、それぞれひとまとめにしておいてください。データはすべてバックアップしておいてください。汚れを落とし、湿気を取っておいてください。鍵の掛かるものは、日本の税関で中を検査される場合がありますので、鍵を掛けないでください。音が鳴る、光る、振動することにより、爆発物と誤解される恐れがあるので、必ず電池を取り外しておいてください。(懐中電灯、おもちゃなど)引越当日梱包しますので、そのままにしておいてください。中身を処分し、引き取りの前日までに電源を切って霜取りをしておいてください。必ず、手荷物でお持ちください。液体もの電気製品■ 各種荷物の梱包前準備衣類・寝具防虫剤米、酒、DVD、ビデオテープパソコン・デジカメ類乾電池付きの製品鍵の掛かるもの食器類冷蔵庫貴金属・アクセサリー2020

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