ger Hgh Schooの日本校。通学コースとオndependence 両親の出身大学の附属校に入学した小川さん。通っている生徒の8割がそのまま大学に進む環境に疑問を抱き、あることをきっかけに中退を考えるようになったと言います。「高校1年生の時、友人から留学したいと相談され、『中退という選択肢もあるのか』と思ってしまったんです(笑)。もともと、引かれたレールの上を進んでいるみたいで、少し居心地が悪かったんですね。『数学ができれば理系』『英語が好きだから文系』と高1の段階で自分の将来や学びたいことを選ばなければいけないのも疑問でした。通学時間が長く、土曜も授業があったので、この時間を自由な学びや体験に使ったら、刺激を受けながら自分がやりたいことを見つけられるんじゃないかと思ったんです」鬱屈した気持ちを抑え込んで生きるのは面白くないと中退を決意。「自由な学びや体験ができそうな場所」として選んだのが、東京インターハイスクールでした。東京インターハイスクールは米国ワシンう lilIトン州認可校Aンラインコースがありますが、先生がいないのが特徴です。誰かに教わるのではなく、テストもありません。生徒一人ひとりにコーチがつき、自ら学習計画を立て、好きな学びを単位につなげていきます。通常の日本の学校とは異なるため、有名中高一貫校に通うほど成績がよかった小川さんにとっては戸惑いもあったようです。有名大学附属中高一貫校を中退して編入!東京インターハイスクールで 「本当にやりたいこと」を見つけられたワケ多様性が重視される現在、学び方も一人ひとりに合わせるべきではないでしょうか。そうした考えを開校した2000年から20年以上貫き、「学ぶ力を引き出す」ことに力を注いできたのが東京インターハイスクールです。今回スポットを当てるのは、有名大学附属の中高一貫校を中退して同校に編入した経歴を持つ卒業生の小川功こ毅きさん。慶應義塾大学を経て「面白法人カヤック」でまちづくり事業に取り組む小川さんに、同校の魅力や特色、ここで得た強みを聞きました。これからの社会を生き抜くために必要な力が身につく注目校レールの上を進むのは居心地が悪かった自分で見つけられた 「教えない」から
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