帰国.JP /ただいま日本2024
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91生物・化学・物理・情報の4分野から科学者に必要なスキルを学びます。2022年冬に完成した山脇学園ラーニングフォレストは、図書館機能の中に、3つのプレゼンテーション、アクティブラーニングのエリアを設置し、探究学習のための中心的設備です。 中3次には、マイチャレンジ・英語チャレンジ・科学研究チャレンジの3つのプログラムから1つを選択できます。英チャレでは、1年間でダイバーシティやSDGsの問題を英語で学ぶ放課後プログラムを実施、修学旅行は約2週間のイギリス研修となります。科チャレでは、修学旅行は屋久島等での野生生物調査、1年間をかけて生物・化学・ロボット・プログラミングから2つのスキルを学びます。マイチャレンジでは、自分で定めたテーマについて「仮説を立てて検証する」活動を重ねます。修学旅行は京都、奈良です。 2022年度からIoT(中2次、「技術」)、データサイエンス(中3次、学校独自設定科目「探究基礎」)を全生徒に向け必修化。特にデータサイエンスでは、エクセルによる統計処理を学び、後に簡単な社会調査を実習します。同時に高校にサイエンスクラスを設置し、女性理系研究者を育てます。プログラミングを必修とし、科学英語を履修します。このクラスは、学会やコンテストの参加を奨励し、総合選抜型入試や高大連携で大学進学を目指します。研究活動を3年間続けることができます。 2025年度より、英語チャレンジクラスに続く、グローバル系の志を育てる、「国際教養(ILA)クラス」を設置予定です。<山脇学園 帰国生・英語入試特設 LINE公式アカウント>帰国生・英語入試入学生については入学時から5つのグレード別授業 G5クラスは入学時、英検準1級相当の生徒で編成しています。このクラスはネイティブが6時間を担当。続くG4クラスは入学時、英検2級相当の生徒で編成。1クラス約20名で2クラスを編成しています(2023年度)。ネイティブが5時間、日本人が1時間を担当します。この上位2クラスは、ケンブリッジ出版のテキストを用い、英語を学ぶというよりは、英語で学術的な問題について学びを深める授業となります。 G3クラスは入学時、英検準2級相当、G2クラスは入学時英検3級相当、G1クラスは英語初学者の生徒でスタートし、日本人教師が着実に4技能を伸ばします。EISと呼ばれる「イングリッシュアイランド」を活用した授業が週1時間あり、ネイティブと日本人教師のTTで話す力、書く力を育てます。すべてのクラスでICT教材を活用し、学び合いの授業で英語嫌いを作らないようにしています。特に英語学習をしてこなかった帰国生の皆さんも、安心して英語力を伸ばすことができます。豊かな施設と「総合知」カリキュラム 山脇学園は交通至便な都心(港区赤坂)にあり、都内私立学校の1.6倍の敷地内に贅沢な施設を持っています。ワンフロア全体にイギリスの街並みを再現したイングリッシュアイランドの他、サイエンスアイランドでは理科の授業とは別に週に1時間「サイエンティストの時間」を実施。学校情報■校長:西川 史子 ■住所:〒107-8371東京都港区赤坂4-10-36■アクセス:●銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」下車「出口A」徒歩5分●有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」下車「出口6」徒歩10分●都営大江戸線・銀座線・半蔵門線「青山一丁目駅」下車「出口4」徒歩7分●千代田線「赤坂駅」下車「出口1」徒歩7分■主な通学区域:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県■電話番号:03-3585-3911 ■FAX番号:03-3585-3307■生徒数:1,623名 ■帰国生受け入れ実績:45名■大学合格実績:2023年度 国公立15名、早慶上理45名、GMARCH196名、医学部医学科16名国際教養クラス[ILA] 「国際教養クラス」の目標は、グローバル化する現代社会で、学問分野・教科の枠を超えた総合知の視点をもって世界に目を向け、課題を克服できる人材の育成です。英語での探究活動を通して多様な知を活用するハイレベルな英語力を身につけます。また、TOEFL iBT・IELTS・SATなど世界基準の外部英語検定試験などにも学習の幅を広げています。英語力を活かした国内大学への進学や、海外大学への進学サポートを強力に進めていきます。5つの英語グレード別授業で培った英語力をシームレスに伸ばす帰国生受入校受験情報■公式HP:https://www.yamawaki.ed.jp/山脇学園中学校・高等学校

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