引越し準備を始める前に、どんなことに注意するべきか今一度、確認を。引越しの流れを改めて確認。下見までに大まかな荷物のめどをつけておく。な品物で、どれぐらいの量になるか、きちんと業者に伝えておき、必ず引越し当日までに揃えておく。勤務先の規定を再確認思わぬ出費につながることも。会社による費用負担で送ることができる容積、重量、回数などは企業により様々。規定を超える荷物は、もちろん自費での輸送となる。事前に細かな規定を確認しておこう。見積もりを終えた後で、規定を超えていた場合、まずは勤め先と相談を。スケジュールを決めるには、輸送日数をきちんと確認する。輸送日数は、輸送方法によって到着日数が変わる。荷物の振り分けの際にいざ準備を始める前に注意したい6つのポイント始める前に、今一度、海外引越しをするにあたって注意すべきポイントを押さえておこう。ここでは日本への海外引越しにおいて、特に気をつけておきたい6つのポイントを挙げておく。 移すための引越し計画を。日本に到着後の生活をスムーズに始めるためにも、引越し全体のスケジュールを早めに立てる。日本への帰国予定日・新居への入居予定日のめどを立て、それを元に船便や航空便での輸送、さらに日本に残しておいた荷物の配達の日付・段取りを考えよう。本帰国が決まったら、まずは下見を手配する。まずは引越し業者を選定し、下見と打ち合わせをする。自宅まで来てもらって、日本に送る荷物の確認、引越し日程の確認をする。本帰国が決まったら、すぐに手配しよう。下見までに大まかな荷物の選別を。下見では、引越し荷物として送る荷物を確認した上で、船便や航空便の容量を算出し、費用の見積もりをする。この時までに、日本へ送る荷物を決めておこう。加えて船便で送るか、航空便で送るかについても目処を立てておく。左図「お荷物の選別」を参照しよう。また、お土産など、後日購入するなどして荷物が増える予定があれば、どん1海外引越し6つのポイント本帰国が決まったらすぐに取り掛かりたい引越しの準備。日本に持って帰るか、処分するか、どんどん仕分けをしよう。日本の住宅の大きさを考えて、荷物を選ぶことも重要なポイント。1下見・打ち合わせ2スケジュールを決める日本に送る荷物を選別する際、必ず予算に収まるか、あるいは勤務先の規定に収まるかどうか、前もって確認しておこう。引越し当日になって、見積もりに含まれていない荷物が増えると、 思わぬ出費につながることもあるので要注意だ。 品物や免税範囲に注意赴任地で所持使用していたものでも、日本では法律により輸入が禁止されている、あるいは規制されている品物がある。十分注意して確認すること。また、お土産品や帰国間際に購入したものは引越し荷物といえども、課税対象となる。免税で購入したものでも日本では免税対象とはならないので注意しよう。準備❶準備❷❶ 生活の場をスムーズに❷ 荷物とその量の確認を正確に。❸ 輸入が禁止・規制されている❹ 荷物の安全を考慮した❺ 引越し荷物に保険をかける❻ 帰国時に「携帯品・別送品申告書」 最適な梱包を。海外引越しの荷物は、船や飛行機、トラック、鉄道などにより、長い距離を輸送される。そのため、輸送中は振動や衝撃、気候や風土による温湿度の大きな変化、時には盗難の危険にさらされることもある。輸送中の破損などに備え、荷物の安全を考慮した最適な梱包をしよう。海外引越しは、多くの人の手を経て輸送されるので、事故が起きないとも限らない。しかも、輸送業者による損害の補償は、運送約款によって限定されているので、貨物保険をかけることが大切だ。引越し業者などに問い合わせておくこと。 を記入・提出する日本に到着した引越し荷物は税関の検査を経て国内配送される。この時、各種書類が必要となるが、なかでも日本入国時に作成する「携帯品・別送品申告書」はなくてはならない重要な書類。日本帰国時に忘れずに作成しよう。海外引越しのポイント下見・打ち合わせ第Ⅲ章帰国の引越し20
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