帰国.JP /ただいま日本2025
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13 21 コンパートメント個室車両。2 ライブキッチンスペース車両。ここで調理されたできたての料理が運ばれる。3 東北の食材を使ったオリジナルメニュー(画像はイメージです)JR八戸駅から久慈駅を結ぶ「TOHOKUEMOTION」は東北の景色、食、アート、デザインなどが楽しめる特別列車。趣向を凝らした贅沢な車両で、海岸沿いの絶景を走る約2時間を満喫できます。八戸―久慈間は、「ウミネコの繁殖地」として国の天然記念物に指定されている蕪島、鮫角灯台や種差海岸の絶景など、見所が多く、ビュースポットではスピードを落として走る粋な計らいも。車両はコンパートメント個室車両、ライブキッチンスペース車両、オープンダイニング車両の3両編成。内装には福島の刺子織、青森のこぎん刺し、岩手の南部鉄など、東北各地の伝統工芸をモチーフとしたインテリアが施されています。八戸駅発の列車では、人気シェフ監修による東北の食材を使ったオリジナルメニューのランチコース、久慈駅発の列車ではデザートとアフタヌーンティーが楽しめます。料理はライブキッチンスペース車両でつくられ、調理の様子を目の前で見ることも可能です。主に金~日、祝日の特定日1日1往復運行。八戸駅は奥入瀬渓谷や十和田湖などの観光スポットの玄関口で、久慈駅から足を伸ばせば良質な温泉も。下車した後の楽しみも無限大です。東北のめぐみを五感で味わう「走るレストラン」TOHOKU EMOTIONTOHOKU EMOTION○ H https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/tohoku.html八戸-久慈間を走る「TOHOKU EMOTION」。「走るレストラン」をイメージしたデザインになっている。床は「こぎん刺し」(青森)、照明は「琥珀」(岩手)、什器の仕上げ材は「雄勝硯」(宮城)をモチーフとしたオープンダイニング車両。07

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