帰国.JP /ただいま日本2025夏号
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©Tadao Ando Architect & Associates©Tadao Ando Architect & Associates©Tadao Ando Architect & Associates©Tadao Ando Architect & Associates中国︑韓国︑インドネシア︑タイ︑フ□リピンなどの著名作家から新進気鋭まで 12名/組による︑この場所にあわせて構想された作品群が紹介される︒今後は︑企画展開催のほか︑島内外の人々が出会う交流の場となるよう︑ト□ク︑ワ□クシ□□プなどのプログラムなど︑展示以外の美術館活動にも力を入れて行くという︒2025年は3年に1度の現代ア□トの祭典﹁瀬戸内国際芸術祭﹂が開催中︒会期は春・夏・秋に分けられ︑直島をはじめとする瀬戸内の島々を舞台に︑37の国と地域から218組のア□テ□ストが参加し︑過去最大数の256点の作品が展示される︒瀬戸内海に浮かぶ︑面積約8キロ平方メ□トルの小さな島﹁直島﹂︒現在は現代ア□トの聖地として国内外から観光客が訪れている︒1989年︑建築家・安藤忠雄の監修による﹁国際キ□ンプ場﹂がオ□プンしたのを皮切りに︑美術館とホテルが一体とな□た﹁ベネ□セハウス﹂︑自然の中でア□ト作品を展示する﹁OUT OF BOUNS展﹂開催とア□ト施設や企画展が次々スタ□ト︒2025年5月に︑ベネ□セア□トサイト直島での安藤忠雄設計のア□ト施設として 10番目となる﹁直島新美術館﹂が開館する︒島から見える海の色と溶け込むような外観の美術館は︑地下2階︑地上1階からなり︑開館記念の展示として︑日本︑現代ア□トの聖地・直島に新たな施設が誕生﹁直島新美術館﹂が5月にオ□プン直島新美術館○ 住 香川県香川郡直島町 3299-73○ 開 10:00〜16:30○ 休 月曜休館(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)○ 入 オンライン購入1500 円、窓口購入1700 円、15 歳以下無料○ H https://benesse-artsite.jp/nnmoa/2025年5 月にオープンする直島新美術館直島新美術館内観。自然光が入る階段の両側に4 つのギャラリーが配置され、地上フロアにはカフェを併設。瀬戸内海を臨むテラスから豊島や行き交う漁船などを眺めることができる。09

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