帰国.JP /ただいま日本2026冬号
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従来の日本の教育は、「正解を求める教育」ですが、AI時代に求められるのは、「問いを立てる力」です。I59 ndependentLearnerを育成しています。「教科書や受験からはみ出した学び」によって自立心を得て、自ら考えて問いを立てる力が育っていれば、生徒は卒業後、どこへ行っても、活躍できるはずです。――最後に、読者の方にメッセージをお願いします。渡辺 今の時代、中学生・高校生になると、もう子どもではなく大人に近い人材です。親は親業だけでなく、子どもの支援者・伴走者にもなるのが望ましいです。子ども一人ひとりがスペシャルなものを持っているので、そのことに気づいて支援・伴走してほしいと思います。日野 日本人は「他者からの評価」に慣れ過ぎていますね。偏差値というのはまさに、他者との比較から生まれる指標ですが、親世代は偏差値に代わる学習の価値に乗り遅れている。これからの日本人に必要なのは、「自己評価」です。親世代からみれば不安かもしれませんが、偏差値なんて関係なく、自分で問いを立てて学ぶということにフォーカスしてほしいですね。――ありがとうございました。AIが出現し、今後、加速度的に世界の価値観が変わっていくでしょう。すでに当校の生徒たちはChatGPTを日常的に使い、AIを活用して自己の学びに採り入れています。今後、AIはますます進化して、現代人にとって「パートナーのような存在」になると考えています。日野 これからは正解はAIが見つけてくれる。AIが当たり前のものになれば、そんな中で検定を受けた教科書に沿って順序良く教わる授業は意味をなさなくなってきます。もう時代遅れと言えるでしょう。渡辺 AIは質問に答えてくれますが、質問するのは人間です。AIを「使いこなし」、自ら考え、学ぶ姿勢が必要なのです。独自の視点や柔軟な発想で問いを立てる力のある人はAI時代であるからこそ活躍できます。東京インターハイスクールでは、生徒たちが自立して「多様な学び」を実践することで真の日野公三 創業者1959 年愛媛県生まれ。株式会社リクルート、神奈川県の第三セクター取締役などを経て、2000年東京インターハイスクール、2004年アットマーク国際高等学校を創立、理事長・校長に就任。2009 年明蓬館高等学校を創立、理事長に就任。2012 年校長に就任。現・明蓬館高等学校理事長兼アットマーク国際高等学校理事長。東京インターハイスクール特別顧問。渡辺克彦 学院長都立高校卒業後、ハワイに移住し、ハワイ大学LCC、オハイオ州立大学に進学、同大学院奨学金生として経済学修士号(MA)とファイナンス学修士号(MA)を修得。米国テキサス州ダラス市の大手米金融機関で石油プロジェクトファイナンスのキャリアをスタート。大手日系證券会社のニューヨーク法人に勤務、2003 年に帰国して東京で、米金融テクノロジー企業の在日代表として大手日系金融機関とJV を設立、2011 年より東京インターハイスクールの学院長に就任。2025 年卒業生のみなさん。東京インターハイスクールに通って、「自分に自信が持てるようになった」という声が多く、卒業の達成感に、笑顔がはじけていました。懇親会でスピーチする渡辺学院長。「卒業後もIndependent Learnerとして、自分らしいキャリアパスを築いてほしい」と激励の言葉を贈りました。 10月26日、渋谷キャンパスとZoom参加のハイブリッド同時進行で、「秋の入学・卒業式」式典が開催されました。卒業式には、卒業生、入学生、保護者が参列、渋谷キャンパスに集まった卒業生全員がスピーチを行い、学習コーチや友達、保護者へ感謝の思いを伝えていました。10 年前の卒業生たちも駆けつけて後輩たちにエールを送ってくれました。先生も教科書もない学校の卒業生たちは、日本の国立大学や医大、有名私大、海外の名門大学に進学しています。東京インターハイスクール 東京都渋谷区渋谷 1-23-18 ワールドイーストビル 4F東京インターハイスクール 東京都渋谷区渋谷 1-23-18 ワールドイーストビル 4FTEL:03-6427-3450 FAX:03-6427-3451 Skype ID:interhighschoolTEL:03-6427-3450 FAX:03-6427-3451 Skype ID:interhighschoolE-mail:info@inter-highschool.ne.jp URL:https://www.inter-highschool.ne.jp/E-mail:info@inter-highschool.ne.jp URL:https://www.inter-highschool.ne.jp/|問い合わせ||問い合わせ|2025年「秋の入学・卒業式」開催!

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