環境に慣れるまでは注意する。 加えて現地校に通っていた場合は、外国語保持教室等も検討を。語学力の維持が期待できると同時に、海外滞在中と近い環境を作ることで、子どもの経験を活かしてあげる機会にもなる。 その際、「海外子女教育振興財団」などの帰国生教育専門機関や海外赴任経験者のボランティア団体などが各種教室や相談窓口をもっているので、うまく活用したい。 帰国後、早いうちに健康診断で、体のチェックを。帰国後は早めに健康診断を受けよう。企業側に実施の義務があるので、手続き等を確認して、指定のクリニックで受診する。渡航前からの持病ほか、慣れない海外21 荷物が順次到着したら、自宅での新生引越し・手続き・インフラ整備引越し荷物の予定を踏まえ、 新居での暮らしをスタートさせる。 いよいよ日本での新生活、といきたいところだが、引越し荷物の到着までは時間がかかる。航空便・船便、それぞれが届くスケジュールを踏まえ、それまでの間どのように生活するかを前もって計画しておく。実家に滞在する、家具家電がついたサービスアパートメントで暮らす、あるいは家具家電のレンタルサービスを利用しながら自宅で待機する、などが挙げられる。 活の準備を進めていこう。出発時の残地荷物も随時、引き取る。その際、家電等は改めて使えるかどうかを確認する。 住民登録など、公的手続きを済ませる。まずは居住地での住民登録を済ませよう。原則、帰国後14日以内に登録する。インフラの手続き等で住所が必要になる場面が多いので、最初に済ませるのがおすすめだ。マイナンバーカードの申請、免許証の住所の変更も済ませよう。 年金と健康保険は勤務先での手続きとなるので、帰国後、勤務先に確認して進める。 生活インフラを整える。電気、ガス、携帯電話、自宅WiFiなどの生活インフラは早めに契約したい。その一方でこれらは現在、各事業者がパッケージで契約プランを提供しているケースが主流で、選択肢は多い上に複雑だ。例えば、ガス会社が電気もセットになったプランを用意している、自宅WiFiから電気ガスまで全てセットになった携帯電話プランがある、インフラに加えて動画配信サービスがセットのプランがあるなど多種多様。まずはネットで情報収集の上、検討を。プランや料金は変化するので、最新の情報を確認するように注意する。携帯電話はいまだに多様かつ複雑。携帯電話も同様、多様なブランド・プランから選ぶことになる。大手携帯電話会社であっても、いくつかのブランド名でサービスを展開しており、かなり複雑だ。比較サイトなども参照しながら情報を集めよう。大きな括りでは、店頭での対面サポートが受けられるサービスと、すべての手続きがオンライン上で行われるサービスがあり、後者の方が割安の傾向がある。またプランを比較する際は、自分の利用スタイルを前もって想定しておく。電話通話が多いか、屋外での高速インターネットが中心か、利用データ量は月々どれぐらいか、といった点を整理しておこう。新生活を始める子どもの転校手続きと、帰国生教育を検討する。子どもを帯同していた場合は転校手続きを。帰国前に確認していた手順に従って書類等を持参し手続きする。また、入学後は子どもの様子を気にかけてあげよう。急な環境変化によるストレスがかかっているので、学校や日本の生活による生活習慣病、赴任地域特有の感染症感染など、チェックしたい項目は多い。赴任中にかかっていた治療を継続する場合も、かかりつけ医院等で相談を。久々の日本の生活。 急な変化に慣れるまで、焦らず進めよう。 勝手知ったる日本の生活と思いきや、最初のうちは違和感が出てくることも多いだろう。環境変化によるストレス、あるいは逆カルチャーショックとも言える体験など、帰国直後は想定外の心身への負荷がかかる可能性が高い。また海外赴任が始まってから本帰国までの忙しい時間を駆け抜けてきた燃え尽き感も出てくるかもしれない。 いずれも心身の不調を感じたら、少し休む、趣味の活動をするなどして、自身のケアをしよう。この時、友人や海外赴任経験者の仲間、あるいは専門の相談窓口など、相談ができるつながりをもっていると良い。 本帰国後の新生活ただいま日本!生活が軌道に乗るまで、じっくり焦らずスタートしよう。準備❸19
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